8月に入り、いよいよ本格的な夏の到来です。しかし、この時期はゲリラ豪雨や突発的な落雷が多発しており、私たちの生活を脅かす存在となっています。特に、オフィスや家庭で日々利用しているパソコンやサーバーなどの電子機器は、落雷による影響を受けやすく、故障してしまうリスクが非常に高いのです。

落雷はなぜ電子機器を壊してしまうのか？

落雷が発生すると、莫大な電流が流れ込み、その電圧は数万ボルトにも達することがあります。この高電圧が、電気回路に侵入し、電子部品を焼き切ってしまうのです。また、雷サージと呼ばれる電圧の急激な変動も、電子機器にダメージを与えます。

UPSで電子機器を守ろう！

UPS（無停電電源装置）は、停電時に一定時間、電力を供給できる装置として知られていますが、実は雷サージから電子機器を守る機能も備えています。UPSの中には、雷サージを吸収する素子が内蔵されており、雷サージが侵入してきた際に、そのエネルギーを吸収し、電子機器に到達する前に無害化するのです。

UPSのメリット

・停電時のデータ保護: 停電が発生した場合、UPSは接続された機器に電力を供給し、データの損失を防ぎます。
・機器の寿命延長: 雷サージによるダメージから電子機器を守り、機器の寿命を延ばします。
・業務の中断防止: 突然の停電や雷サージによる機器の故障を防ぎ、業務の中断を最小限に抑えます。

UPSを選ぶ際のポイント

UPSを選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。
・保護対象機器の消費電力: 接続する機器の消費電力に見合った容量のUPSを選びましょう。
・バックアップ時間: 停電時にどれくらいの時間、機器に電力を供給したいかによって、必要なバックアップ時間を考えましょう。
・機能: 雷サージ保護機能のほか、電話回線やLANケーブルからの侵入を防ぐ機能なども備わっているUPSもあります。

まとめ

突発的な落雷やそれによる停電は、いつどこで発生するかわかりません。大切な電子機器を守るために、UPSの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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