差込印刷(ラベル印刷)
記事番号:74
Microsoft Excelで作成した住所録の内容を、タックシールに印刷する方法を説明します。
※説明で使用しているExcelのバージョンはExcel2010です。
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住所録を作成してみましょう
【1】ラベルに印字したい住所録をExcelにて作成します。
まず、1行目に項目を入力します。
【2】2行目以降にラベル印刷したい取引先の入力を行います。
【3】差込を行う時に分かりやすいようにシートの名前を変更します。
【Sheet1】の上で【右クリック】→【名前の変更】→「住所録」に変更します。
ラベルシートを作成してみましょう
一例として今回は下記帳票を使用します。
【1】メインタブより【差し込み文書】を選択します。
【2】リボンより【差し込み印刷の開始】→【ラベル】を選択します。
【3】【ラベルの製造元】や【製品番号】等を設定します。
今回は、前途の用紙を使用しているので、下記設定になります。
下記のようにイメージ画像が表示されます。
【4】先ほど用意したEXCEL住所録を挿入します。
【差し込み文書】より【既存のリストを使用】を選択します。
【5】前途のExcelブックを選択します。
【6】【住所録】のシートを選択します。
(先頭行をタイトル行として利用するにチェックがある事を確認します。)
最初のシール以外には【≪Next Record≫】が表示されます。
【7】最初のシールに「こんな風にしたい」というレイアウトを作成します。
まずは、1行目に郵便番号を挿入してみましょう。
【差し込みフィールドの挿入】→【郵便番号】を選択します。
挿入が成功すると下記のように【≪郵便番号≫】が表示されます。
【8】同様に、2行目には【住所1】、3行目には【住所2】を挿入してみましょう。
【9】4行目は開けて、5行目に【会社名】を挿入し、最後に【御中】を付けてみましょう。
※【御中】は用意していない項目のため、手入力します。
【会社名】と同様に項目として【継承】を用意することもできます。
【10】項目の配置が完了したので、フォントやフォントサイズを変更します。
【会社名】や【御中】を少し大きくしてみましょう。
【≪会社名≫】と【御中】を選択し、フォントを【10.5】→【14】に変更してみましょう。
【11】レイアウトが完成したら、【複数ラベルに反映】をクリック、今回のレイアウトを他のシールに反映します。
【12】すべてのシールに先ほどのレイアウトが表示された後、【結果のプレビュー】をクリックして、全部のシートにイメージが入ることを確認します。
【13】問題ない場合、【完了と差し込み】→【文書の印刷】をクリックします。
【14】全体印刷したい場合は【すべて】を選択、任意の取引先を指定したい場合は【最初のレコード】と【最後のレコード】に取引先の行番号を入力します。
※任意の範囲指定をWord2010にて確認。→最後のレコードを認識しないため、全権にて印刷することをお勧めします。
→範囲指定したい場合は、その印刷したい取引先の住所録を作成してください。