【はじめに】
特定のPDFデータの印刷時のみ『〇〇サイズの用紙をセットしてください』『用紙切れ』になってしまう場合、印刷対象のPDFのデータのサイズがA4やB5など、複合機にセットされているサイズ以外で印刷指示が行われた場合に起こります。
PDFを開くアプリケーションの印刷ダイアログの画面から、設定の変更が可能となっています。
ここでは例として『Adobe Acrobat Reader DC』を使用している場合の操作方法をご案内いたします。

【1】
Adobe Acrobat Reader DCの印刷画面まで進めます。
　※下記サンプルデータの場合、画面右の用紙サイズの表記が『215.9×279.4ミリ』となっています。
　　複合機にセットされているA4用紙のサイズは『210×297ミリ』となります。
　　複合機には『215.9×279.4ミリ』の用紙はセットされていないため『用紙切れ』の表示が出てしまいます。

【2】
手順【1】のようにデータのサイズが複合機にセットされているサイズ以外のときは、印刷ダイアログ画面左の『PDFのページサイズに合わせて用紙を選択』のチェックボックスのチェックを外します。
このチェックを外すことにより、対象PDFのサイズを無視し、複合機にセットされている用紙が選択されるようになります。
先ほど『215.9×279.4ミリ』の大きさの表記になっていた箇所が『209.97×296.93ミリ（210×297ミリ）』など、複合機にセットされているサイズに変わりますので、この状態で印刷をお試しください。

PDF印刷時のみ用紙切れの表示になる場合は『PDFのページサイズに合わせて用紙を選択』のチェックを外して印刷をお試しください。